いきおくれ女子いろいろウォッチ

映画の備忘録として

煉獄さんLOVE -1月に見た映画その1

なんか「鬼滅の刃」がすっごい人気で、興行収入ジブリを抜いて歴代1位とかなんとかで、ものすっごいというじゃないですか。まぁ、私も映画おたくとして流行りもんは押さえとかなきゃな、くらいの軽い気持ちで見にいったんですよ。混んでいるのを避けたかったので年が明けてからなんですけど。

私ももうジャンプとかそんなもんに熱狂するような年でもないし、まぁ、とりあえず見とくべよ、くらいの適当な感じです。

あと、シネフィルやサブカル界隈って、アニメをバカにしがちじゃないですか。最近そういうのにウンザリしていたのもあって、シネフィルやサブカル界隈があまり評価していないアート系ではないアニメをこれからは少し見てみようと思い、昨年末くらいから月イチはアニメを見るキャンペーンを始めていたので、見に行きました。

(ちなみに、月イチアニメキャンペーンは、まず「ヴァイオレットエヴァーガーデン」は苦手なタイプの少女漫画だったので敗れさりました。「エヴァンゲリオン」を初めて見ましたが、1はメンヘラはムリ…で敗れさり、2は始めのうちは大丈夫だったのですが結局メンヘラはムリ…で敗れさり、3は面倒くさくなって見ませんでした。シンは一応見ようと思ってますけど、3見てなくても大丈夫っすかね?)

 

サブカル界隈って、関係ない人から見るとオタクと変わらないように見えると思いますが、全く違うんですよね。そして、サブカルの人達は自分達のセンスがナニなところを棚に上げて馬鹿にしているダサいオタク(わしら)と同じように扱われる事を非常に嫌がっているように思います。オタクの私からしたら、どっちもどっちだと思いますが。

彼らのいくつかの政治的な発言や振る舞いは、あまり政治に興味がない保守中道のオタクの私からは、賛同しかねます。インターネット的に言うとリベサヨ的な発言というのでしょうか。

ま、それは、その意見には同意出来ない、程度のことです。どうでもいい事です。世の中色々な意見があって当たり前ですから。

私が嫌だと思っているのは、最近の映画には、作品のクオリティ以上に評価されている映画があることです。人気のある俳優が出演している、などという理由ではなく、なんというか、政治的主張が過度に評価されている映画があると思うのです。

映画は本来その作品のみで評価されるべきであると思います。それなのに、作品のクオリティではなく、それ以外の部分で過度に評価されている作品があります。私は、政治的な主張に賛同出来ない事以上に、作品のクオリティ以外の部分で評価されている作品について、非常に不快に思っています。

はっきり言うと、左派から過剰に評価されている作品が、非常に不快です。

左派から評価されている最近の映画の、私の感想は大体こんな感じです↓

「新聞記者」ショボい。スケールが小さい。グランドスラム作戦かよ、って思いました。(スケバン刑事の最後のやつです。ずーっとグランドスラムグランドスラムって言っていて、どんなにすごい陰謀かとワクワクしていたら、あれですからね。子供心にガッカリっちゅうか怒り狂いましたわ。それ以来何十年も、ショボい陰謀は全てグランドスラムと言っています。それくらい恨んでいます。)もう少し娯楽作として楽しめるように派手に作るか(そうすると予算バイバイマン、キネ旬圏外、ワシ大好物のいんぼーろーんワハハ)、もう少しリアルに作って欲しい。

役者はいい。松坂 桃李は今一番期待している死んだ魚の目のイケメン。最後の目の死にっぷりは良かったです。あのシーンのためだけにチケット代を払ったと思いました。

大したことない映画ですが、謎の高評価。キネ旬1位でしたっけ?どいうこと?

「はりぼて」小さなTV局が地方政治の不正を暴くっちゅうドキュメンタリー映画らしいです。

でも、あんなのきっと地元では公然の秘密とかそんなのだったんじゃぁないですかね。ショボいネタなんです。昔はそれでも良かったかもしれないけど、今時コンプラ的にどうよ?程度の話ですよ、あんなの。それをなんかモリモリにして、不正を暴く!!って、「あ、はあ。」って感じになります。映画じゃないよ、あんなの。日曜日の午後にTVで垂れ流してろ、ってスタバでJKが言ってました。あれ、ルノアールだっけ?

最後に一人のアナウンサーが「これは私のやりたかった事ではない。」と言って去っていくんですが、あれが保守中道の感覚だと思います。

この映画の唯一の見どころは、最初はふんぞり返っているお偉い名士の議員先生が、やがて泣いて謝罪ってのが繰り返されるとこですかね。私はゲスいので「がははは〜」って笑っていましたけど、普通の健全で善良で良識ある保守中道の方達には、あれは非常に不快だと思います。だって下品じゃないですか。私は自分のゲスさを自覚してあれを楽しみましたが、無自覚にあれを並べ立てて見世物にするのはいかがなものかと思いますよ。

「なぜ君は総理大臣になれないのか」リベサヨのダメなところ全部のせの映画です。いや、もう酷いもんです。ドキュメンタリー映画としても、評価すべき点が全くありません。しかし、これも一部で謎の高評価。なぜ?

この映画で唯一おっ、と思ったのは、小川氏が玉木氏を「あの人とは組めない。」って評していたとこでしょうか。おっ、玉木氏いけてるの?って思いました。

そしたら、国民民主党が立憲と合流しない、っていうじゃないですか!ブラボー!!

頑張れ玉木!政権交代とかいう寝言を言わず、アホな候補を立てず、つまらないパフォーマンスをせず、ぐろーばるとかふぇみとか横文字使ったクソな主張をせず、真面目に政策を主張して頑張ってくれ!そうしたなら、わしら40%の無党派層、日本の真のリベラル、保守中道が君達を応援するぞ!!(主語が大きい)我々が期待しているのは、政権交代とかじゃない。そんなもんは無意味だという事は骨身にしみた。我々が期待しているのは、現在の公明党の立場になれる政党だ。頼む!!(主語が大きい)

あー、こんな映画達の話をしてもしょうがないわ。

故若松監督なんかは根性の入った左派だから、作る映画も面白かったんですよ。あと、若松監督の映画は生き様を見ている、って感じも良かったです。心が強くて頑固な感じで、根性入っている監督でした。今時の自称左派の人は、なんかいい事言ってる感じで褒めてもらいたい人ばかりのように見えて、私はあまり好きではありません。

 

そんで鬼滅ですよ。

いや、もう最高でしたよ。

鬼滅の刃」は最高!!でした!!

漫画もTVアニメも見ていないし、下調べもしていないので(予備知識が無いと楽しめない映画はクソ)最初はよくわからなかったので「ふ〜〜ん」程度でしたが、後半はノリノリ。最後は、私の中の全童貞が泣きながら両拳を天高く突き上げて「煉獄さ〜ん」って叫んでました。

マジで煉獄さん格好よすぎ。

マジで鬼滅面白かった。もう一回見たい。

ところでちょっとググってみたら、無限列車編って全然最初の方なんですね。鬼滅全23巻中の10巻未満…するってえと、煉獄さんは生き返るんですかね?だってジャンプですよね??神龍でてくるんですかね???

 

(追記)

1〜3月は緊急事態宣言が出ていたので家にずっとこもっていたし、36協定の関係で残業が出来ないけど仕事はあるよん、という状況だったので少し荒んでいました。人を小馬鹿にした表現を訂正します。